12: やっと報告
12話 やっと報告
「ヒョンがいました」
僕はジェジュンヒョンに電話をかける。
僕の衝撃が凄すぎて、すっかり家への連絡を忘れ、バッテリーの切れた携帯の画面は真っ黒のまま。
ユノヒョンがパニックを起こした後、疲れ切って眠る姿を見て、しばらく僕も正気を失っていたけれど、
慌てて連絡することを思い出した。
ジェジュンヒョン、、、どれだけ心配していただろう。
開口一番に、「ユノは?ユノは無事?!」そう聞いた。
知っている全て、僕が見たこと、今の状態をゆっくり話すと、
ジェジュンヒョンは電話の向こうで言葉を詰まらせた。
「僕も、、、行くから、、
ね、、ジュンス、、しばらくユノに付いていてあげて」
何日も連絡がないことに、ジェジュンは狼狽えて、もう少しで警察に通報するところだったらしい。
ジュンスからの連絡を受けて、安堵で寝込んでしまったと。
「相変わらずお前は、、家族のことになるとすぐこれだ。」
食べられず、胃は痛み、眠れないで過ごした挙句、倒れたジェジュンにチャンミンが溜息をつく。
「無事だったんだ、生きているんだ。だから大丈夫だ、ジェジュン」
ーーーー
かつてユチョンと泊まった思い出の一軒家のホテル。
VIPや有名な国内外の芸能人の御用達のホテル。
セキュリティもサービスも一流の大きな一軒家を、チャンミンは借り切り、
ジェジュンの回復を待って、施設にユノを迎えに行った。
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僕はジェジュンヒョンに電話をかける。
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ユノヒョンがパニックを起こした後、疲れ切って眠る姿を見て、しばらく僕も正気を失っていたけれど、
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ジェジュンヒョン、、、どれだけ心配していただろう。
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「僕も、、、行くから、、
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ジュンスからの連絡を受けて、安堵で寝込んでしまったと。
「相変わらずお前は、、家族のことになるとすぐこれだ。」
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